注目の資金調達ニュースを紹介！2月最終週のまとめ
この記事では、2月の最終週、24日から3月1日までの資金調達ニュースをまとめています。
また、それぞれの事業内容、調達金額、今後の展望について解説いたします。
Ashirase、1.75億円の資金調達を実施
株式会社Ashiraseは、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」を開発、運営する。
本ラウンドの引受先は、QBキャピタル、リアルテックファンド。
今回の調達資金をもとに、2024年度夏頃に予定している、販売開始へ向けたチーム強化を進めるとともに、ハードウェアデバイスの開発と生産、専用アプリケーションのアップデートや新機能開発、マーケティング活動等より一層の取り組みを進め、移動価値の創出・向上に取り組む。
orosy、約3億円の資金調達を実施
orosy株式会社は、アジア・日本の小規模メーカーと世界中の小売店・EC事業者をつなぐB2B卸仕入マーケットプレイス『orosy』を運営する。
本ラウンドは、alue Chain Innovation Fund をリード投資家として、GxPartners LLP、東芝テック、ギフティ、Life Design Fund、個人投資家として佐藤 裕介氏（STORES 株式会社 代表取締役社長）、山本 正喜氏（Chatwork株式会社 代表取締役）を引受先としている。
今回調達した資金は、国内事業の強化、海外事業の立ち上げ、機械学習の3つの目標に向けて、エンジニアやビジネスの人材採用とプロダクト開発に活用する。
国内事業では、卸取引や周辺領域へのプロダクト展開を通じて提供価値を向上させる。
海外事業では、在外チームを増強し、日本・アジアの商品をアメリカ・ヨーロッパの小売店に卸販売をする。
また、機械学習部門を立ち上げ、マーケットプレイスにおけるマッチング精度の向上や与信管理、需要と供給のバランス管理などに取り組む。
Blossom Energy、3.5億円の資金調達を実施
株式会社Blossom Energyは、次世代原子炉のひとつとして注目を集める高温ガス炉と、熱エネルギー貯蔵システムを開発するディープテックスタートアップ企業。
本ラウンドの引受先は、インキュベイトファンド、アニマルスピリッツ１号ファンド、常石商事、ReGACY Innovation Group、グロービス。
今回の調達資金は、エンジニアと事業開発要員を採用するために活用する。
ヤモリ、10億円の資金調達を実施
株式会社ヤモリは、空き家や中古アパートの再生に取り組む企業。
本ラウンドの引受先は、DNX Ventures、三菱UFJ信託銀行、Metaprop。
今回調達した資金を活用して、日本初となる空き家賃貸ファンドの組成を目指し、日本全国にある空き家物件の再生を進める。
INSPIRATION PLUS、5千万円の資金調達を実施
株式会社INSPIRATION PLUSは、産学官民一体で構築する災害対策高度化を目的とした防災・減災のための情報活用プラットフォーム『PREIN』を運用する。
本ラウンドの引受先は、大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合、ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合。
今回の資金調達により、防災・減災のための情報活用プラットフォーム『PREIN』のさらなる機能強化と開発体制強化に取り組む。
TopoLogic、7億円の資金調達を実施
TopoLogic株式会社は、「トポロジカル物質」の社会実装を目指す企業。
本ラウンドの引受先は、SBIインベストメント、東京大学協創プラットフォーム開発、大和企業投資、国立研究開発法人科学技術振興機構、アイティーファーム、JMTCキャピタル、Plug and Play Japan。
今回の資金調達は、次なるフェーズである2025年末を目標としたプロトタイプチップの設計・開発・実証に活用される。
ベジクル、4億円の資金調達を実施
ベジクル株式会社は、飲食店向けに野菜・果物などの食材を配送する企業。
本ラウンドの引受先は、basepartners、ケップルキャピタル、三菱UFJキャピタル、小僧com、とっとりキャピタルなど。
今回の資金調達により、青果流通オペレーションにおける手作業と時間のかかる受発注や出荷準備業務について、ベジクルは効率的に対処するためのBPaaS（Business Process as a Service）のプロダクト開発を強化し、飲食店へ青果を提供する企業全体を対象に、パートナーシップを通じてサービスエリアを迅速に拡大する取り組みを推進する。
ナンバーナイン、約1億円の資金調達を実施
株式会社ナンバーナインは、漫画家の持つ漫画作品の収益最大化や漫画家の創作活動をサポートする事業を多角的に展開する企業。
本ラウンドの引受先は、カヤック。
今回の資金調達は、事業拡大に向けた採用強化とオリジナルWEBTOON、オリジナル漫画の制作への投資に活用する。
Unito、3.5億円の資金調達を実施
株式会社Unitoは、帰らない日は家賃がかからないホテルレジデンスの運営、最短即日・スマホ契約が可能な家具家電付きの部屋を探せるプラットフォーム「unito」を運営する。
本ラウンドの引受先は、ベクトル、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND、大東建託、みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合。
今回の資金調達は、ホテルレジデンスの拠点数の拡大、並びに直営拠点の拡大、M&Aによる事業拡大、事業拡大のための人材採用強化に活用する。
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