注目の資金調達ニュースを紹介!2月第二週のまとめ
2月は、様々な分野で活躍するスタートアップ企業が資金調達を発表した活発な月となりました。この記事では、2月の第二週、5日から9日の資金調達ニュースをまとめています。また、それぞれの事業内容、調達金額、今後の展望について解説いたします。
自然との共生を目指すNature、10.2億円の資金調達
事業内容: IoT製品を活用し、再生可能エネルギーへの転換を推進
調達金額: 10.2億円
引受先: 東京ガス、auエネルギー&ライフ、ダイキン、三菱UFJキャピタルなど
今後の展望: エネルギーマネジメントプラットフォームの構築
Natureは、スマートリモコン「Nature Remo」やスマホHEMS「Nature Remo E」などのIoT製品を開発・販売するスタートアップです。今回調達した資金を活用し、これらの製品を連携させ、分散型のエネルギーリソースを最適な形で制御するエネルギーマネジメントプラットフォームを構築します。
アジアブランドを世界のメインストリームに、シックスティーパーセント
事業内容: アジアブランドに特化したグローバルファッションECサイト「60%」を運営
調達金額: 4.6億円
引受先: ヤマトホールディングス、グローバル・ブレイン、三菱UFJキャピタルなど
今後の展望: 取り扱いブランドや利用可能国を拡大、国内外での事業拡大
シックスティーパーセントは、アジアの才能溢れるデザイナーによるブランドを発掘し、世界中の人々に届けることを目指しています。今回調達した資金を基に、取り扱いブランドや利用可能国を拡大し、国内外での事業拡大を加速させます。
地域課題を解決する起業家を支援、MTG Ventures
事業内容: 中部地方を中心とした地域課題解決型ファンド
調達金額: 17億円
新たな投資家: 大塚ホールディングス、鈴与商事、東海テレビ、八神製作所など
今後の展望: 各地域の課題に対する解決策を起業家と共に模索
MTG Venturesは、地域活性化や社会課題の解決に取り組む起業家に対して、資金支援や事業支援を行うファンドです。今回調達した資金により、投資先企業数を拡大し、地域課題解決に向けた取り組みを加速させます。
物流プラットフォームで業界革新を目指す、オープンロジ
事業内容: 全国各地の倉庫をネットワーク化し、物流業務の効率化を実現
調達金額: 35.5億円
引受先: 31VENTURES、Eight Roads Ventures Japan、Logistics Innovation Fundなど
今後の展望: エンジニア・ビジネス職の人材採用、プロダクト開発の推進
オープンロジは、テクノロジーを活用した物流プラットフォームを提供することで、物流業界の効率化と革新を目指す企業です。今回調達した資金により、人材採用とプロダクト開発を強化し、事業拡大を加速させます。
テクノロジーでムダな待ち時間をなくす、バカン
事業内容: AIやIoTを活用した都市空間の空き時間可視化サービス
調達金額: 非公開
引受先: ジャパネットホールディングス、ウイング・キャピタル・パートナーズなど
今後の展望: サービス導入加速、顧客体験向上
バカンは、AIやIoT技術を活用し、空港や商業施設などの空き時間を可視化し、ユーザーに提供するサービスを提供しています。今回調達した資金により、サービス導入を加速させ、顧客体験の向上を目指します。
2月も様々な資金調達事例が発表されました。環境問題、ファッション、地域活性化、物流、都市空間など、多岐に渡るスタートアップ企業が活躍しています。
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